「手汗でスマホが反応しない」「足の裏の汗で靴がぐしょぐしょになる」――そんな悩みを抱える方に試してほしいのが、イオントフォレーシス治療です。
イオントフォレーシスって何?
イオントフォレーシスとは、水道水に微弱な電流を流し、手のひらや足の裏に数十分間あてることで、汗腺の働きを一時的に抑制する治療法です。日本皮膚科学会でも「推奨度A」の治療とされています。

実際に使ってみた感想
私は家庭用の機器を購入し、1日おきに継続して使用しました。最初の1週間ではあまり変化を感じませんでしたが、2~3週間目あたりから汗の量が目に見えて減ってきた実感がありました。
ただし、正直に言うと購入価格は高め。学生さんが気軽に買える金額ではないと思います。だからこそ、「続けられるか」が重要です。
継続がカギ。そして工夫も
この治療法のポイントは継続力。数回でやめてしまうと元に戻るので、習慣化できるかが分かれ目です。
私はより効果を感じやすくするために、市販の制汗クリームを併用しました。たとえば、お出かけ前はクリーム、家ではイオントフォレーシスという感じで使い分けると、汗のコントロールがしやすくなります。

家庭用と病院の違い
皮膚科などの医療機関で受ける場合は、保険適用されることもあります。ただし通院が必要なため、続けやすさでは家庭用機器に軍配が上がるかもしれません。
それでも効果が出ない人は?
イオントフォレーシスは多くの人に効果がありますが、残念ながら全員に効くわけではないのも事実です。もし数週間続けてもあまり改善しない場合は、別の治療法を検討するのも一つの選択です。

まとめ
イオントフォレーシス治療は、副作用が少なく、自宅でもできる治療として有力です。値段は高めでも、継続すればしっかりと効果を感じられる可能性があります。
ただし、「完璧な治療法」ではないことも理解し、自分に合うかどうか見極めながら使っていくのが大切です。
イオントフォレーシスで効果を感じられなかった場合、別の選択肢として「交感神経遮断手術」を検討する方もいます。実際の体験談はこちらをご覧ください。
※この記事は医療情報の提供を目的としたものであり、診断や治療の代わりではありません。詳しくは医療機関にご相談ください。
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