ボトックス注射による多汗症治療の実体験|部位別の効果と注意点
「夏になると手汗がひどくてスマホが反応しない」「靴を脱ぐと足のにおいが気になる」「顔から汗が噴き出して恥ずかしい」…
そんな悩みを長年抱えてきた私が選んだ治療法のひとつが、ボトックス注射です。
今回は、実際に私が手・足・脇・顔それぞれにボトックス注射を受けた体験談をもとに、効果や費用、メリット・デメリットを部位別に詳しく紹介します。

手汗(手掌多汗症)へのボトックス注射
スマホ操作や握手の場面で困るほどの手汗。私は手のひらにボトックス注射を受けました。施術後3日ほどで手がサラサラになり、1ヶ月後には快適さを実感しました。
ただし、注射がかなり痛いのが難点。効果は4〜6ヶ月で切れるため、定期的な施術が必要です。
費用の目安:両手で5〜8万円(自由診療)
足の裏(足蹠多汗症)へのボトックス注射
足汗による靴のムレやにおいが気になっていた私は、足の裏にもボトックスを試しました。数日で汗がピタッと止まり、蒸れによる不快感が激減。
ただし、歩くときに多少違和感を感じることがありました。
費用の目安:両足で5〜8万円(自由診療)
脇汗(腋窩多汗症)へのボトックス注射
最も効果を感じたのが脇です。施術後はシャツの黄ばみが消え、臭いもかなり軽減されました。
また、脇は保険適用になる場合があるので、事前に医師に確認するのがおすすめです。
費用の目安:両脇で2〜3万円(保険適用)/5〜8万円(自由診療)
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顔汗(額や鼻まわり)へのボトックス注射
メイク崩れが悩みだった私は、額と鼻まわりにボトックスを注射しました。テカリが軽減し、メイクの持ちが格段にアップしました。
ただし、表情筋に影響するため信頼できる医師選びが重要です。
費用の目安:2〜5万円(部位による)
ボトックスが合わなかった場合は?
ボトックスは即効性がある一方で、効果は数ヶ月しか持続しません。費用面や継続性が不安な方には、自宅でできるイオントフォレーシス治療もおすすめです。
まとめ
多汗症に悩む方にとって、ボトックス注射は即効性のある心強い治療法です。ただし、部位ごとの特性や費用、医師選びも大切なポイント。あなたに合った治療法を見つけて、汗の悩みから一歩抜け出してみてくださいね。
※この記事は医療情報の提供を目的としたものであり、診断や治療の代わりではありません。詳しくは医療機関にご相談ください。

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