多汗症とは?正常な汗との違いとチェック方法
「汗っかきだけど、これって多汗症?」そんな疑問を持ったことはありませんか?
汗をかくのは自然なこと。でも、生活に支障が出るレベルなら、それは「多汗症」かもしれません。
今回は、正常な汗との違い、多汗症の種類と原因、そしてセルフチェック方法をやさしく解説します!
※まずは「汗の仕組み」からチェックすると理解が深まります。
そもそも「多汗症」とは?
多汗症(たかんしょう)とは、日常生活に支障をきたすほどの過剰な発汗がある状態を指します。
気温が高くなくても、ストレスや緊張、何もしていない時でも突然汗が出る…そんな方は要注意です。

多汗症では、必要以上に汗が出てしまう状態が続きます
正常な汗と多汗症の違い
項目 | 正常な汗 | 多汗症 |
---|---|---|
発汗のきっかけ | 運動、気温上昇 | 緊張、季節問わず |
量 | 適度 | 衣類が濡れるほど多い |
頻度 | 状況による | ほぼ毎日、繰り返す |
生活への影響 | ほぼなし | 支障を感じる |
多汗症には2種類ある
多汗症には、以下の2種類があります。
原発性多汗症(げんぱつせい)
明確な病気や原因がなく、自律神経の乱れなどが関係して起こるタイプ。10代~30代の若年層に多く見られます。
続発性多汗症(ぞくはつせい)
糖尿病・甲状腺の病気・感染症などの「基礎疾患」が原因で起こるタイプ。年齢や体調の変化に注意が必要です。

多汗症には原因がわからない場合と、病気が原因の場合があります
セルフチェック!あなたは多汗症かも?
以下の項目に当てはまるものが3つ以上あると、多汗症の可能性があります。
- 週1回以上、汗が気になる日がある
- 汗のせいで日常生活に支障がある
- 左右対称に汗をかく(例:両手、両脇)
- 家族に同じ症状の人がいる
- 10代〜30代の若い頃から始まった
- 寝ている間は汗をかかない

簡単なチェックリストで自分の状態を見直してみましょう
多汗症の治療法と対策
多汗症は病院での治療も可能です。主な治療法には以下のようなものがあります。
⇒ 自宅でできるケアやおすすめ商品は、こちらの記事で紹介しています!
⇒ 「手汗・脇汗・顔汗」の特徴は、部位別の汗の悩みと原因で詳しく解説しています!
まとめ:汗に悩んだら、まずは知ることから
多汗症は、決して「ただの汗っかき」ではありません。
生活に支障が出るほどの汗には、医療の力が必要なこともあります。まずは自分の汗が「普通」なのかどうか、この記事でチェックしてみてくださいね。
次回は「汗とニオイの関係」について、詳しく掘り下げていきます!
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