耳垢が湿ってるのは病気?乾いてる人との違いや原因を解説
「耳垢が湿ってるって…普通じゃない?」と気になったこと、ありませんか? 実は、日本人の約7〜8割は乾燥した耳垢ですが、残りの2〜3割は湿っている耳垢の持ち主なんです。

耳垢が湿ってるのはなぜ?
耳垢の湿り気は、実は遺伝子によって決まっていることが多いです。特に「ABCC11」という遺伝子が関係しており、湿性耳垢の人はこの遺伝子に特有の型を持っています。
湿っているのは異常?
結論から言うと、耳垢が湿っていること自体は病気ではありません。ただし、湿った耳垢は耳の中に雑菌が繁殖しやすく、ニオイやかゆみの原因になることがあります。

湿性耳垢と乾性耳垢の違い
- 湿性耳垢:黄色〜茶色っぽく、粘り気がある。やや臭いが出やすい。
- 乾性耳垢:灰色〜白っぽく、パサパサと粉状になりやすい。
地域差・人種差もある
面白いことに、欧米人はほとんどが湿性耳垢。一方で、アジア人は乾性耳垢の割合が高いんです。

湿性耳垢のケア方法
湿った耳垢はこびりつきやすく、耳掃除で取りにくいこともあります。以下の方法を試してみましょう:
- 耳掃除の頻度は月に1〜2回程度に抑える
- 綿棒よりも耳かきタイプを使う
- 掃除しにくいと感じたら耳鼻科へ
耳掃除のしすぎに注意!
実は、耳掃除のしすぎは外耳道を傷つけて炎症を起こすこともあります。特に湿性耳垢の人は、皮膚も柔らかいため注意が必要です。
まとめ:湿性耳垢は体質です!
耳垢が湿っているからといって病気ではありません。それはあなたの体質。正しくケアしていれば、特に問題はありません。
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